フェルトでねんどろいど尾形の外套を作りましょう。ぬいしろが無いので他の布で作るより工程が少ないです。手順通りにやれば作れます。
ねん尾ちゃんは頭が小さめですが、ほかのねんどろいど、髪の毛が多少かさばる子でも着られます。
【用意するもの】
・100均のフェルト 1枚(好きな色で)
・縫い糸(なるべくフェルトと似た色)
・チャコペン(水で落ちるもの)
・セロテープ(マチ針、チャコペンの代わりになります)
・縫い針、マチ針数本、布切りハサミ など
【型紙】
ネットプリントで配布しています。ツイッター(@bam65bi)で告知します。
【トンガリ頭と丸い頭】
基本の型紙はトンガリ頭ですが、点線で作れば丸い頭になります。好きな形で作ってください。
↓ △ トンガリ頭 と ○ 丸頭
【型紙の準備】
外套のみの型紙の場合、フェルト用は左側のぬいしろの無い方を使います(ぬいしろ以外は左右同じです)
外套と帽子セットの型紙は、丸頭でフード大きめになっています(帽子の上からかぶる用)
頭(髪)の大きなねんどろちゃんはこちらの大きめフードのほうが合うかもしれません
【型紙を切り取ります】
チャコペンで書く時は切り取ります。
セロテープでフェルトに貼り付けて型紙ごと切る場合は↓下を参照してください。
(チャコペンを使う場合の型紙)
型紙はぬいしろをつけずに切り取ります
この形に切ります
↓帽子着用時用
トンガリ頭は太線で切り取ります。
丸い頭にする時は点線で切り取ります。
△三角のところも切り取ってしまいます。
切れました。
型紙を布に写します(チャコペンで書く時)
フェルトに型紙を並べて、水で消えるチャコペンでできあがり線を写します。
フェルトの場合はぬいしろがいらないのでギリギリに置いても大丈夫です。(その他の布はぬいしろ付けてね)
↓マントの中心線☆、フードの端っこ★の印も付けておきます
三角△も書いておきます
フェルトを切ります(チャコペンの場合)
線でフェルトを切ります。まずは輪郭だけ。
↓三角のところはつなげて切っておきます
フードの△の後頭部側(丸い方)の1辺にのみ切り込みを入れておきます。
※以前の型紙は顔側(凹んでいる方)が実線(切り込み)になっていますが、後頭部側を切ったほうが縫いやすいので後頭部側を切ってください!
切るのは後頭部(丸い方)側の1辺です
(セロテープで貼る場合)
型紙のまわりをザックリと切ります(だいたいでOK)
フェルトに配置して(端っこはみでてませんか?)
セロテープでフェルトにベタベタ貼っていきます。ズレないようにあちこち貼ります。貼り付けるのでフェルトが無駄になりますが楽ちんです
貼り付けたまま型紙ごとフェルトを切り取ります
三角の部分は後頭部側(丸い方)の線だけ切り込みをいれます
切り取りました
フェルトから型紙を剥がして、型紙の三角の部分を切り取ります(型紙のみ!フェルトは切らない)
フェルトのオモテに乗せて切ってない方の線を写します(水で消えるチャコペンで表側に描きます。そのほうが縫いやすいです。チャコペンがないときは目立たない鉛筆や色鉛筆で薄く描いてください)
こうなってるはずです
フードとマントのパーツです
それでは、縫っていきましょう。
【フードを縫います】
※フェルトは扱ったことがないので縫い方は自己流です。綺麗なフェルト用のステッチが出来る方はその縫い方で縫ってください。
まずは、フードのたるみの部分を作ります。
切り込みを入れたのは後頭部側(丸い方)です。
切り込みは後頭部側!縫うのも後頭部側の三角から!
後頭部側の切り込みを三角のもう1辺に乗せて重ね、マチ針でとめます
重ねたところをかがりぬいかなみぬいで縫います。
玉止めは裏になるように。縫い方はやりやすい縫い方でどちらでも
裏でとめます
後頭部側から1個ずつ縫っていきます
3つ縫えました
裏返してギリギリにならないように少し余った三角を切っておきます
フードのたるみができました。
(おもて↓)
(裏↓△の部分は先程切ってあります)
【後頭部を縫い合わせる】
ウラが見えるように半分に折って、後頭部の端っこをかがり縫いします。
(ズレるのでマチ針でとめましょう)
後頭部の丸い所をかがりぬいします
縫ったら裏返してオモテを外にして、指でそっと縫い目を平らに広げます。強く引っ張るとほどけるので、やさしく平たく潰すように。
フードできました
【フードとマントを縫い合わせます】
マントとフードを裏表に注意して合わせます。
マントの中心線とフードの中心の縫い合わせを合わせてマチ針でとめます。
(おもてとおもてをくっつけます。中表)
フードの端っこの角をマントの★マークのところに合わせてマチ針でとめます。
反対側の端っこも★印に合わせてマチ針でとめます。
あいだも何ヶ所かずれないようにマチ針でとめます
裏返して見るとマントの左右が余っているはずです
余っていなければ位置を間違えています。
マントの内側の★印とフードの端っこを合わせてください。
フードとマントをかがり縫いで縫い合わせます。
顔の横から玉結びが見えないように、マントの裏から針を刺します。
端っこは補強のために数回縫ってください。
反対側に向かってかがり縫いをしていきます。
縫い目の幅は2mmくらいで。
反対側の★印まで来たら、補強のために数回縫って、マントの裏側で玉結びをしてください。
ほぼ完成です
【このままにするか、エリを縫って閉じるか】
フェルトの場合は布がしっかりしているので、このままでも大丈夫ですが、エリを縫いつけてとめてもいいし、リボンをつけてもいいです。
ただ、エリを縫ってとめると脱ぎ着の時には頭を外さないと着られません。お好みで。
↓エリを縫ってとめてあります。
↓とめないとエリがちょっと開くが、頭を外さずに着せ替えできます。
エリを縫いつけた場合は頭を外して、フードの中に入れてからボディに差し込みます。(生首注意)
首の接続パーツを折らないように軽く回しながらゆっくり差し込んでください。刺さらない時は角度が悪いので無理をしないように!
では、エリを縫いつける場合のつけ方です。
【エリの縫いつけ方】
型紙の✕印を重ねて少し縫います。
重ねて
裏から針を出し、何回か小さく縫います。
裏の目立たないところで玉どめします。
完成です。
最後の仕上げをします。
【チャコペンの跡を消します】
水で消えるチャコペンで型紙を写したら、水を含ませたタオルでやさしく叩けば線が消えます。時間が経てば消えるチャコペンで描いたものはそのうち消えます。
お疲れ様でした!