100均の材料で作る ちゅんコレ服とねんどろいど服

100均の材料で作るきんかむちゅんコレの服とねんどろ尾形の服です

杉元さいちゅんの外套の作り方

100均のふわもこタオルで作る 杉元ちゅん(先遣隊)用外套の作り方です

 

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そのへんで手に入る材料で、小学校の家庭科の裁縫レベルで作れるものです

手順通りにすればできると思いますので良かったら作ってみてくれるとうれしいです

 

 尾形ちゅんはこちら

bam38.hatenablog.com

 鯉登ちゅんはこちら 

bam38.hatenablog.com

 

 

 

【用意する物】

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・糸、縫い針、マチ針、布切りバサミ(裁縫箱に入っているもので可)

・ゴミ取り用のコロコロ(掃除機でも)

・水で消えるチャコペン

(濃い色のタオルには細字の油性マーカーでも可)

    (すべて100均に売ってます)

※縫い糸はタオルの色に近いものがあれば縫い目が目立たなくなります。無い場合は白でも

 

【材料】

100均のふわもこタオル (ポリエステルのもの)

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↓に100均のお店ごとのおすすめタオル書いてます!

見てから買いに行ってもらえると良いかもしれません

 

【タオルの選び方】

100均で売っている表面がすべすべしているふわもこのタオルを使います

「ポリエステル100%」 か

「ポリエステル85%ナイロン15%」を使います

触り心地がぬいぐるみのようなすべすべしたタオルです

 

【100均おすすめタオル】

●セ○ア

ふんわりフェイスタオル

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↑見本の杉ちゅんが着ているものはこれで作りました。

カラーバリエーションが豊富なのでキャラに合わせて選べます。

 

※見本の杉元ちゅんは、セ○アのモスグリーンのタオルとエリのファーには白いタオルの2色を使用しています。ファーを付けない場合は本体の一色でできます。

 

●ダ○ソー

ふわふわフェイスタオル

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↑しっかりしていて歪みが少なく使いやすいと思います。ただし厚めなので首周りなどモコモコするかもしれません。縫ってから余った分を削ると良いかも。カラーバリエーションが少なく、白、ピンク、黄色くらいしかありません。

 

●キャ○ドゥ

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↑未使用。使えるタイプですが、右のものは少し伸びやすいので型紙写す時、気をつけないと歪むかもしれません。やってみないとわかりませんが。伸びる方向を確認して使ってください。カラーバリエーションはわかりません

 

↓こちらは以前ダ○ソーで買ったものですが、すこしテロテロしていて引っ張るとすごく斜めに伸びます。

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斜めに引っ張って伸びすぎるものは歪みやすいのであまりおすすめしません。縦横斜めに引っ張って大きく伸びないものが良いです

 

⚠綿(コットン、COTTON)のタオルは切るとほどけてしまうので使えません

「パイルタオル」「ループパイル」(よくある表面の糸がループしている景品で貰うようなタオル)

「無撚糸タオル」「シャーリング」全て綿タオルなのでほどけます。表示を見てポリエステルのものを選んでください。

 

 

【型紙】

ネットプリントで配布しています。ネップリ登録したらツイッター(@bam65bi)で告知します。

杉元+尾形セット を選んで「白黒」を選択してください。A3 1枚 白黒20円です

 

←尾形+鯉登セット (見本)  杉元+尾形セット→

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杉元の型紙はエリとコート本体+ファーの3つでできています。

ファーはつけなくてもできます。お好みで。

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↓ファー無しさいちくんです

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型紙をできあがり線で切り取って使います。タオルがモコモコしているのでお菓子の箱など厚紙に貼りつけてから使うと線がひきやすいです

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【作り方】

①タオルの裏側を上にして置き、できあがり線で切り取った型紙を置きます。

 タオルは縦と横で伸び率が違います。あまり伸びない方向に型紙の矢印を合わせて置いてください。

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  (↑は尾形の型紙)

 

型紙は絶対に斜めには置かないでください。縦と横の伸び率が違うので形が歪みます。向きに気をつけてください。

 

チャコペンで型紙の輪郭をタオルに写します。曲がりやすいので気をつけて。

エリのファーを付ける場合、ファーはぬいしろはいりません。細く切りすぎると千切れるので1cm幅くらいで、斜めには取らないでください。

 

 

色の濃いものはチャコペンが見えにくいので細めの油性マーカーでおもてに染み出ないように軽く線をつけても大丈夫です。
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②まわりにぐるっとぬいしろ分をつけてタオルを切ります(ファーはぬいしろなし)

★うしろのシッポのスリットは縫ってるうちにズレることがあるので、ここでは切らずにあとで切ったほうが良いです。

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ぬいしろは1cm、型紙記載の線を参考にしてください。個体差で胴回りの大きさが違うので、コートとエリの左右のぬいしろを多めにしておくとあとで調節できます。多めに付けて切ってください。

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bam38.hatenablog.com

 

 


型紙の輪郭を写したら、コートとエリの中央の印、スリット、コートそで口の印もつけておきます。タオルだとあとで印がボヤケてよくわからなくなるので型紙を見ながら縫う時にまた位置を確認してください。

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③切ったらコロコロで端っこの切りカスを取ります。切るたびに切り口を全てコロコロしてください。ひっぱると伸びたり千切れたりするので両面とフチをやさしくコロコロしてください。

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余ったタオルにもしておかないと切りカスで散らかります。

 

④エリの真ん中の合わせ目とコートの真ん中の印を合わせて(表と表をくっつける)マチ針でとめます。

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左右の端っこも合わせてとめます。
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左右を合わせたら間をマチ針でとめていきます。カーブしているので裏側が外れないように気をつけながら均等にとめていってください。

 

間をマチ針でとめました

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⑦エリとコートを縫い合わせます。

そで口を縫わないで空けておいて、お手手を出すこともできます。全部縫ってしまっても手は出ませんがかわいいです。お好みで変えてください。

お手手はちょっとしか出ませんw

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そで口無しはこうなります。

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そんなに変わりません。ご自由にどうぞ。

 

マチ針でとめたところを縫います。

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そで口をあけたい場合は、黄緑のところは縫わずにピンクのラインだけ縫います。補強のために縫いはじめと縫いおわりは必ず返し縫いをしてください。

お手手を出さなくても良い人は端から端まで一度で縫ってしまって良いです。

 

モコモコしていてぬいしろがわかりづらいので、裏の布が外れていないか、ぬいしろが欠けていないか確認しながら縫い合わせます。

 

縫い目が粗くてもヘタでもモコモコに埋まってしまって見えないので大丈夫。外れないようにだけ気をつけて縫いましょう。

 

なみぬいで糸を引っ張りすぎると縮んで仕上がりがキツくなります。縫ってる途中で何度か縫ったところを軽く左右にひっぱってひきつれて縮んだところを伸ばしてください。最後に返し縫いをする前にも軽くひっぱって縮んだところを伸ばしてください。

 

エリとコートが付きました。

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⑧前をとめる前に一度ちゅんの身体に合わせてみます。

ちゅんの体型、タオルの厚み縫い方などでサイズが変わりますので確認してから縫い合わせます。

 

どうですか?キツくないですか?できあがり線で合わさってますか?

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襟周りは立襟なのでピッタリにはなりません。余裕があります↓(仕上がり時)

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キツかったらできあがり線より外を縫い線にします。(オレンジの線で縫います)

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あまりにゆるゆるだったら少し中にします。(青い線で)

 

端と端をマチ針でとめて、縫いはじめと縫いおわりに返しぬいをしてください。

 

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着れました。

 

お手手をあけた場合、ここで手の位置を合わせます。穴がわかりにくいですが、お手手を出して見てください。

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両方のお手手を出して、穴の位置を左右バランスよくしてみます。

位置が合ったら、お尻をめくって尻尾のスリット位置を決めます。

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印をつけたら、脱がせてからハサミで切り込みを入れます。

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カスが出るのでやさしくコロコロで取ります。

 

フチをかがり縫いします。

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エリとスソのぬいしろを折ってぐるっとかがり縫いをします。表に糸があまり出ないように、表の布にはちょっとだけ出るようにすると綺麗に縫えます。

タオルと同じ色の糸があればそれほど気にせず縫えるので色を合わせられれば合わせてください。

 

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尻尾のスリットは少しだけ折り返して小さくかがり縫いをします。

最後に尻尾のスリットの根元を数回左右に縫って補強しておきます。

 

本体ができました

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エリのファーをつけます。

ファーはつけなくてもつけてもお好みで。

 

ファーをつけます。

ファーは白いタオルを細く切って、裏のモサモサしたほうが表に出るようにします。

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型紙のぬいしろは無しで切ります。ちぎれやすいので気をつけて。

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ファーを半分に折った真ん中と、

本体の後ろ(尻尾の上のエリの真ん中)を合わせます。

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本体の表側から見て、ファーの裏のモサモサしたほうが見えるようにします。

襟のところからいい感じにモサモサが出るように

表から見ながらファーとエリのセンターをマチ針でとめます。

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裏から見るとこんな感じです。

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そのままイイ感じのハミ出し具合で左右にファーをとめていきます。

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前の中心まで行く手前でファーが無くなってくるので、最後は左右同じくらいで少しずつカーブして段々中に隠れていくようにとめます。
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裏から見るとこうなります。
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全部とまりました。

マチ針が外れないようにそっと裏返します。

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斜めに隠した端の部分から縫っていきます。端っこは外れたり少し見えたりするので丁寧に縫ってください。少し細かめに。

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表に大きな縫い目が出ないように。エリのぬいしろが厚めなのでそこに縫いつける感じで。斜めのところは細かめに縫います。
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あとはエリにファーがしっかりつくように、表に縫い目が出ないよう、ぬいしろに大きめにザクザク縫いつけます。ここは見えないので縫い目が粗くてもしっかりついていれば大丈夫です。
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最後の斜めのところはまた丁寧に縫ってください。

目立たないところで玉どめをします。
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こんな感じに縫えたでしょうか。
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本体はこれで完成です。

ボタンを付けたい場合は↓↓↓の【ボタンをつける場合】へ

 

【ぬいしろの処理】

細かい仕上げをしていきます。余力があればぜひ!

気にならない方はここまでで完成です!

ここからはあとからでもできます。

 

そで口の処理をします。

そのままでも大丈夫です。切りっぱなしなので切り口が着せる時に出てきたりします。都度整えれば大丈夫ですが、きれいに仕上げたい、洗濯をして使いたい、など気になる場合はかがり縫いをします。

 

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裏返してそで口の周りのぬいしろを外に折ります。(黄色い線がぬいしろのはじです)

ぬいしろを折ってピンクのようにぐるっとかがり縫いをします。そで口がすっきりしてお手手が出しやすくなります。補強にもなります。

 

 

【ボタンをつける場合】

バランスを見ながら好きな数のボタンの印をつけます。着せてつけるとわかりやすいかもしれません。

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ちゅんの身体が小さいので小さいボタンをつけます。手芸屋等に行かないと小さいボタンは無いかもしれません。ビーズなどでも良いと思います。

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見本の杉元についているのは、両面カシメというもので上下から挟んでトンカチで叩いて固定します。芯の長さや大きさがいろいろあるので芯の短い物を使うと良いです。手芸屋で買いました。専用金具も一緒に買ってください。ボタン、金具とも200えんくらい?

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両面カシメの付け方

ボタンの位置を決めたら先の尖ったもので穴を開けます。糸が切れないよう縫い目の無い位置にします。

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前と後ろからカシメを刺して指で軽くはめます。
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専用金具の上に乗せてトンカチでやさしく叩きます
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縮まなくなったらOK
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これで完成です!!

 

【仕上げ】

 

チャコペンを消します

濡れタオルでポンポンすると消えます。

消えない時はちゅんコートを少し濡らして消してください。乾いたタオルで挟んでぽんぽん叩いて軽く水を切り、目立たない所を洗濯バサミで挟んで乾かせます

 

 

 

【洗濯の仕方】

タオルなので洗えます

洗面器におしゃれ着洗剤を少しだけ垂らして

そっと押し洗いをします。

軽く水を切り、乾いたタオルに挟んでやさしくポンポンします。

水が切れたら目立たない所(中のぬいしろとか)を洗濯バサミではさんで干します。絞ったりひねったりしなければ形は崩れないと思います。

縫う時に返し縫いとトメをきちんとしてあれば何度も洗濯できます。

 

細かい工程作ってくださりありがとうございます!

おつかれさまでした!!!

 

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おつかれさまでした